さいたま国際マラソン
今回は4回目のフルマラソン挑戦となった、さいたま国際マラソンについてです。
社会人になって1年目、2018年12月に出場しました。
さいたまマラソンは参加料が高め(この時は15000円だったはず)なため、定員オーバーすることは基本ないです。
前年に京都マラソンを経験し、街中を走る大会に出たかったため、さいたまを選択しました。
さて、さいたまへの取り組みですが、春に社会人となり練習時間の確保が出来るか心配してましたが、水曜の仕事帰りと週末どちらかは必ず練習するというルーティンを早い段階で確立していたので、意外とトレーニングを積めてました。
学生時代最後は毎日が日曜日みたいな感覚でいつでも練習できる環境だったわけですが、自由時間がありすぎるとメリハリがつかず、気分次第で練習してました笑
しかし、社会人になって1日丸ごと自由なのは土日だけとなったので、メリハリをつけれるようになったと思います。
4ー6月は5000m、10月に10キロ、11月にハーフ、そして12月のさいたまと調整してきました。
走行距離は学生時代と変わらず、夏場は月60キロほど、秋から冬は100-120キロほどでした。
変化があったことは、練習を基本競技場で行うようになったことです。
ロードで薄底のレースシューズを履きまくり足底筋膜炎になったことや、仕事帰りは暗いので競技場で練習するようになったのが大きいです。
マラソン前の練習ですが、10月中頃になってようやく17キロくらいの長い距離を走るようになり、10月末に25キロ、そして11月のハーフを挟み、さいたま1ヶ月前に30キロを行いました。
ハーフは1時間18分35秒の自己ベストで走り、調子が上がった状態で12月を迎えていました。
実は今回、初めてフルマラソンの1ヶ月前にハーフを入れました。
全力でハーフを走るべきか8割くらいで調整感覚で出ようか悩みましたが、結局全力でいきました。
1ヶ月くらい開いてれば全力でも疲労は残らないと考えてます。
ハーフ出場以降のメニューは以下のようになります。
ハーフ1週間後(フル3週間前)
→30キロ走(キロ4分15ペース)
2週間前
→5000m×2(キロ3分40で余裕持って)
18キロ走(キロ4分くらい)
10日前
→15000mペーラン(キロ3分45)
7日前
→35分ジョグ+1000m(3分15で余裕持って)
3日前
→6キロくらいジョグ
前日
→10分くらい軽くジョグ
ポイントとしては、レースペースより速いペースで走ることです。
走行距離が短い私は、レースペースより速くこのくらいの距離を走れるんだという精神的な余裕が欲しいので、このようなメニューを組んでいます。
レース当日です。
気温は8度くらいで、風が強かったです。
一応1番前のスタートブロックでしたが、人が多く、スタートで30秒ロスしました…
最初の5キロ、20分51秒。
実質30秒のロスがあるので、21分21秒なのですが、実際走ってるペースは20分51秒です。
これまでの経験を活かし、急激にペースを上げないようしました。
10キロ地点、41分35秒。
この5キロ20分44秒。
イーブンペースを心がけてます。
15キロ地点、1時間2分26秒。
この5キロ20分50秒。
引き続きイーブンペースです。
集団となってるため走りやすかったですが。
20キロ地点、1時間23分33秒。
この5キロ21分7秒。
少し落ちてますが、折り返したり、風の影響です。
この辺りでさいたまスタジアムの近くを通ります。
中間点は計れませんてわしたが、1時間28分15秒くらいだと思います。
先月のハーフは1時間18分35秒でしたので、10分ぶんくらい余裕あることになります。
25キロ地点、1時間44分28秒。
この5キロ20分55秒。
この辺りでゼリーを補給しました。
順調に刻んでおります。
30キロ地点、2時間5分41秒。
この5キロ21分12秒。
思ったよりタイムを稼げず、段々疲労を感じてきました…
35キロ地点、2時間27分15秒。
この5キロ、21分34秒。
33キロくらいから4分15秒をオーバーするようになって我慢の展開となります。
横風というか向かい風になっており、正直サブスリーきついかもと思うようになりました。
残り10キロくらいある中で、無理かもと思うのは先が思いやられますね笑
40キロ地点、2時間49分31秒。
この5キロは22分16秒。
1キロ4分30秒ギリギリかからないくらいまで落ちてきました。
さて、この辺りで思うわけです。
そういえば30秒ロスしてスタートしたよなと笑
自分の中では-30秒して走ってますが、記録的には+30秒されるわけです…
そうすると40キロ地点で2時間49分31秒でしたが、実質2時間50分くらいになります。
サブスリーまであと10分。
残り2.195キロを10分以内…
ペース的には1キロ4分30秒くらいでギリギリでしょうか。
ラスト5キロくらいから街中に戻ってくるため、ありがたいことに沿道の声援も増えてます。
ラスト2キロ、ラスト1キロと時計のタイムを見ながら走ります。
あと何分何秒以内と頭の中で計算できてたので、これはサブスリー切れると思いました。
ほんとに限界に達してたら計算できないと思うんです。
なので、ラスト1キロ地点では、どの段階でラストスパートするか考えてました。
気持ち的にはすぐスパートしたいのですが、ふくらはぎが痙攣しかけてました。
痙攣したらここまでの努力がパーなので、ゴール手前でスパートしようと決断しました。
そして、ラストの直線200mくらいで、電光掲示板が見えました。
2時間59分15秒くらいだったと思います。
ここからは渾身のラストスパートで、結果2時間59分56秒で滑り込みでサブスリー達成しました!
実際は2時間59分26秒ですが、公式は56秒です。
ここでサブスリー達成できたのは本当に良かったです。
日頃の練習から設定タイムより0.5秒とかでもいいから速くゴールすることを心がけていたため、その積み重ねがいきたのだと思います。
東洋大学駅伝部のスローガン、その1秒を削りだせ!の気持ちで日頃から走ってますので笑
今回の収穫としては、30キロ地点の段階で精神的にキツくなりかけていたにもかかわらず、サブスリーを達成出来たことです。
自分のレースプランとしては30キロまではウォーミングアップ、30キロ以降からが本番というものだったので、プランが崩れても目標達成できてよかったです。
これまでのフルマラソンレース紹介ではシューズを紹介しておりませんでしたが、今回アディゼロジャパンブーストで走りました。
ちなみにこれまでの3回はアディゼロ匠戦でした。
匠戦だと薄底のため、後半バテてきた時に靴の性能を生かし切れていないと考え、今回よりクッションがあるジャパンブーストを選択しました。
しかし、8キロ地点くらいでマメができてしまいました。
一応練習で18キロ走った時は気にならなかったのですが…
ですが、アドレナリンも出てたのでレース中はほとんど気にならなかったです。
マメができた中で完走できたのも収穫だったかもしれません。
さいたまマラソンについては以上です。
次は5回目のマラソン、かすみがうらマラソンについてです。