初遠征!防府よみうりマラソン
今回は6回目のフルマラソン挑戦、防府よみうりマラソン(2019年12月開催)についてです。
山口県防府市で行われ、参加資格がフルマラソン4時間以内と速いランナーが集う大会です。
今回初めてマラソン大会のために遠征し、大会前日と大会翌日に滞在し、観光も兼ねて参加となりました。
ゆくゆくは別府大分マラソンや海外のフルマラソンにも出場したみたいので、それの予行練習のような感じで遠征することにしました。
防府マラソンの1ヶ月前に出場したハーフで1時間17分36秒の自己ベストで走ることができており、過去5回のマラソンと比較すると1番力をつけた状態で迎えているといえます。
しかし、大会2週間前から咳が止まらず、咳喘息と診断され、大会5日前くらいまで治りませんでした…
しかし、走ってる時だけは咳が治るので普通に練習はしていました笑
ですが、ジョグに留めるなど強度を落とした練習をしていたため、体はとても軽かったです。
さて、前日昼過ぎに山口入りしたわけですが、前日はなるべく疲労したくないので、観光はせずホテルで過ごしました。
夜に15分くらいのジョグと流し2、3本を行いました。
この大会は昼過ぎスタートのため、朝ゆっくりできます。
朝食バイキングも少しくらい食べすぎてもスタートまで時間が空くので大丈夫です笑
防府市に泊まらず、温泉街の湯田温泉というところに宿泊し、電車で30分くらいかけて防府駅に到着し、シャトルバスで会場まで向かいました。
大会当日は15度くらいあり、手袋いるか要らないか悩むくらいの気温でした。
結局薄い手袋をしましたが、この時期にアームウォーマー無しで走れると思っていませんでした。
スタートはブロック2からでした。
ブロック1は川内選手や実業団選手などのエリートランナーとなってました。
いくらエリートランナーが多いとはいえ、やはりスタートは時間がかかってしまい、恒例の30秒ほどロスからスタートです笑
今回もグロスタイム(号砲が鳴ってからのタイム)ではなく、ネットタイム(自分が実際にスタート地点を発してからのタイム)で途中経過を伝えていきます。
最初の5キロです。
20分11秒。
今回特にレースプランは無く、とりあえずサブスリー達成、あわよくば自己ベスト更新という目標だったので周りの流れで走っていましたが、速すぎた…
最初の1キロの時点で、4分くらいでしたから、周りの速い方々につられてました。
10キロ地点、40分29秒。
この5キロ、20分17秒。
もう後には引けないというか、急にペース落とすわけにもいかないのでこのまま進みます。
前半突っ込んでいけるところまで行こう!と腹をくくりました笑
15キロ地点、1時間51秒。
この5キロ、20分22秒。
1キロ4分5秒くらいで推移しています。
気温も程よく、快調に走ってます。
20キロ地点、1時間21分2秒。
この5キロ20分10秒。
この辺りで、蛍光色のウェア、ソックス履いてるランナーの方を勝手にペースメーカーにさせていただき、ずっと近くにいました。
その方が1キロ4分2ー3秒くらいだったので一緒についていきました。
18キロ地点でゼリーを補給しました。
中間点、1時間25分30秒です。
このままだと、2時間51分ペースです。
25キロ地点、1時間41分12秒。
この5キロ20分9秒。
とても快調に走れてます。
この時点では落ちる気がしませんでした。
30キロ地点、2時間1分44秒。
この5キロ20分32秒。
やはり徐々にキツくなってきました…
28キロ地点くらいで2回目のゼリー補給しましたが、このくらいからペースメーカーにしてた方にも置いていかれました笑
ですが、30キロこのタイムで走れたことに驚きました。
30キロなら2時間切れる力はあるなと感じ嬉しかったです。
さて、このコースは25から32キロくらいの間に橋を渡るため上り下りがあります。
折り返しなので、同じ橋を往復したのだと思います。
正直前半突っ込んで入ったので上り下りはキツかったです…
35キロ地点、2時間22分50秒。
この5キロ21分5秒。
サブスリーペースは21分15秒目安なので、ペースが落ちたとは言えサブスリー余裕なタイムで走れています。
しかし、30から35キロで無駄にペースを上げてしまっていました。
というのも、30キロ過ぎてくるとペースが落ちてくるランナーが多くいるので、結構抜かしながら走っていました。
追い抜くとどうしてもテンション上がって若干加速してしまい…
これがラスト悲惨な結果をうむ訳ですが…
40キロ地点、2時間46分56秒。
この5キロ24分5秒…
いやぁ、もう大失速です笑
後ろからどんどん抜かれるし、エネルギーがほとんど残っていない状態です。
完全にオーバーペースによるガス欠を起こしていました。
前半の貯金を使い果たしていき、サブスリーも危うい状態になりました。
軽く脱水症状だったと思いますが、蛇行しながら走っていました。
ラスト1.5キロくらいでもうサブスリー無理だわと諦めかけましたが、せっかく遠征してまで出場してるのに、サブスリー達成出来ないのは悔いが残ると思い、蛇行しながら最後の力を振り絞りました。
結果2時間58分50秒、グロスタイム2時間59分24秒で倒れ込みながらゴールしました。
ネットタイム換算だとはじめての58分代で自己ベストになります。
グロスタイムだと過去2番目のタイムです。
ゴールして5分くらい芝生で仰向けにぶっ倒れてました笑
流石に係りの方が心配して、フィニッシャータオルを渡しがてら心配してくださりました。
限界まで振り絞ったので、しばらく立てず、終わって3時間くらいは体調悪かったです笑
やっぱりマラソンは体に良くないなと感じましたが、夜は食欲が戻り、山口在住の先輩に食事に連れていってもらいました。
体はボロボロでしたが、達成感がすごくありました。
この後一泊して帰るので、翌日は気持ちよく観光することができました。
今回の課題と収穫として、
課題はスタミナ不足に尽きると思いました。
30キロまではスピードを生かしスイスイ行けましたが、それ以降はスピードではどうもなりません。今後練習メニューを変えようか考えさせられました。
収穫としては、前半1キロ4分5秒ペースくらいと個人的にはかなりハイペースで入ってもしっかり歩かず完走出来たことです。
個人的にサブスリー達成メソッドは確立できたと今回の結果で確信しました。
今回の流れ
5週間前、ハーフ出場
4週間前、30キロ走(キロ4分15秒)
3週間前、20キロ走(キロ3分55)
2週間前、喘息のためジョグのみ
10日前、10キロ(3,45ペース)+2キロ走(3,20ペース)
後はジョグのみ
今後は最低目標をサブスリーではなく、どれだけ2時間50分に近づけていけるかだと思います。
コロナウィルスの影響で、フルマラソンはいつ開催されるかわかりませんが、次回は大幅自己記録更新できるよう練習していきたいです。
かすみがうらマラソン
今回は5回目の挑戦となった、かすみがうらマラソンについてです。
2019年の4月に出場しました。
前回は12月のさいたまなので、4ヶ月ぶりのフルマラソンです。
年に2回フルマラソンを走るのは初の試みでした。
基本的にフルマラソンは年1回と決めていたのですが、さいたまで思ってたより粘れたので、この取り組みを継続すればもっと良いタイムが狙えるのではと考え、4月の大会を探し、エントリーしました。
本当は3月の大会を探していましたが、すでに申し込み終了の大会が多く、4月のかすみがうらにしました。
これまで4回フルマラソンを完走していますが、いずれも年1回しか出ていないため、フルマラソンの距離に関しては大会が終わるとリセットされていました。
フルマラソンの練習きついですからね笑
ですが、さいたまでサブスリーの練習メソッドをなんとなく掴んだ感じだったので、継続してフルマラソン練習をしようと考えました。
さて、12月初旬にさいたまが終わり、12月は負荷の低い練習(ペース走やジョグ)に留め、心身を回復させていました。
フルマラソンを走ると体の疲労はもちろんのこと、内蔵疲労も蓄積されると言われており、終わってすぐ強度の高い練習は中々できません。
メンタル的にもマラソンを終え、ひと段落といった感じなので、無理に体をいじめることはしませんでした。
年が明け1月からはフルマラソンに向けてリスタートしました。
目標としては4月の大会までに4本は30キロ走を行おうと決めておりました。
1月は長くても20キロほどでしたが、2月からは2週に1回30キロ走をしました。
そして、3月は初の35キロ走も行いました。
しかし、35キロ走の後膝を痛めてしまい、1週間ランニングは控えました。
この時点で大会まで5週間ほどなので、ここで怪我をしたのは非常に不味かったです。
その後も本調子とはいかず、30キロ走も27キロくらいで、キツくて辞めてしまうなど、コンディションは最悪です。
どうにか直前の練習(10-20キロ)では、さいたまの時と同水準のタイムまで戻しましたが、このくらいの距離だから走れているようなもので、42.195キロ走り切れるかは微妙な感じでした。
当日です。
膝は完治しており問題ありません。
心配だったのは暑さで、場合によっては20度超えると言われてました。
結局当日は18度くらいだったと思います。
個人的にはフル走るには暑いです…
スタートです。
スタートブロックは1番前ですが、例によって中々進まず、20秒ロスして始まりました。
最初の5キロ、21分7秒。
実質これにプラス20秒ですが、実際に走ってるタイムをお伝えします。
10キロ地点、41分57秒。
この5キロ、20分57秒。
暑さを考え、大幅に貯金作ろうとはせずに、なるべく21分くらいで刻もうとしていました。
15キロ地点、この5キロ20分54秒。
集団で走っており、イーブンではしれてます。
20キロ地点、1時間24分5秒。
この5キロ、21分14秒。
ここは登り坂だったので、少し遅いです。
やはり、暑さを感じすでにかなり汗をかいてました。
一応、給水毎にスポーツドリンクを取っていましたが、やはり暑いなと…
想定ではもう少し後にゼリー補給するつもりでしたが、この辺で補給しました。
中間点は1時間28分30秒くらいです。
25キロ地点、この5キロ20分57秒。
この辺りでキツくなってきました…
暑さもありますが、この辺りから向かい風になってました。
30キロ地点、2時間6分22秒。
この5キロは21分18 秒です。
正直向かい風だったため、誰かの後ろついて走ろうかと考えましたが、それだとずるずるタイム後退していき、サブスリーも遠のくだろうなと考え、きつい中ですが、単独で走りました。
25キロから30キロまでで、だいぶエネルギー使ってしまいました…
35キロ地点、2時間33分58秒。
この5キロなんと、27分37秒…
正直、30キロまでで力尽きました笑
一度集中力が無くなると一気に落ちるので、今回もこのパターンです。
この時点ではギリギリ走ってる程度です。
40キロ、3時間12分笑
この5キロ38分30秒。
サブスリーはとうに諦めてるので、やる気がなくなり、何分くらいでゴールしようか考えながら歩いたり走ったりしてます。
3時間15分くらいでいいか。
いや、無理だわ、20分くらいで。
いや、それも無理…
と、弱い気持ちが笑
結局3時間24分41秒で完走しました。
35キロくらいからやる気無くなり歩いてしまいました。
歩いてしまうと収穫も中々見つけられませんね。
好材料といえば、30キロまで攻めの走りを出来たことですかね。
おそらく、キツくなってきた25キロあたりでペースを意図的に落としていれば、普通に歩かず完走していたと思います。
しかし、それだと自分の現時点での限界が把握できないなと思い、あえてペースをある程度維持しました。
4月のレースで暑いと言っているようでは北海道マラソンは出られないなとも思いました。
暑い中でもサブスリーできるくらいの走力付けたいところです。
3月の走行距離は140キロほどと今までで1番走り込みましたが、結果自己ベストは達成できませんでした。
練習方法も見直しが必要かと感じた5回目のレースでした。
さいたま国際マラソン
今回は4回目のフルマラソン挑戦となった、さいたま国際マラソンについてです。
社会人になって1年目、2018年12月に出場しました。
さいたまマラソンは参加料が高め(この時は15000円だったはず)なため、定員オーバーすることは基本ないです。
前年に京都マラソンを経験し、街中を走る大会に出たかったため、さいたまを選択しました。
さて、さいたまへの取り組みですが、春に社会人となり練習時間の確保が出来るか心配してましたが、水曜の仕事帰りと週末どちらかは必ず練習するというルーティンを早い段階で確立していたので、意外とトレーニングを積めてました。
学生時代最後は毎日が日曜日みたいな感覚でいつでも練習できる環境だったわけですが、自由時間がありすぎるとメリハリがつかず、気分次第で練習してました笑
しかし、社会人になって1日丸ごと自由なのは土日だけとなったので、メリハリをつけれるようになったと思います。
4ー6月は5000m、10月に10キロ、11月にハーフ、そして12月のさいたまと調整してきました。
走行距離は学生時代と変わらず、夏場は月60キロほど、秋から冬は100-120キロほどでした。
変化があったことは、練習を基本競技場で行うようになったことです。
ロードで薄底のレースシューズを履きまくり足底筋膜炎になったことや、仕事帰りは暗いので競技場で練習するようになったのが大きいです。
マラソン前の練習ですが、10月中頃になってようやく17キロくらいの長い距離を走るようになり、10月末に25キロ、そして11月のハーフを挟み、さいたま1ヶ月前に30キロを行いました。
ハーフは1時間18分35秒の自己ベストで走り、調子が上がった状態で12月を迎えていました。
実は今回、初めてフルマラソンの1ヶ月前にハーフを入れました。
全力でハーフを走るべきか8割くらいで調整感覚で出ようか悩みましたが、結局全力でいきました。
1ヶ月くらい開いてれば全力でも疲労は残らないと考えてます。
ハーフ出場以降のメニューは以下のようになります。
ハーフ1週間後(フル3週間前)
→30キロ走(キロ4分15ペース)
2週間前
→5000m×2(キロ3分40で余裕持って)
18キロ走(キロ4分くらい)
10日前
→15000mペーラン(キロ3分45)
7日前
→35分ジョグ+1000m(3分15で余裕持って)
3日前
→6キロくらいジョグ
前日
→10分くらい軽くジョグ
ポイントとしては、レースペースより速いペースで走ることです。
走行距離が短い私は、レースペースより速くこのくらいの距離を走れるんだという精神的な余裕が欲しいので、このようなメニューを組んでいます。
レース当日です。
気温は8度くらいで、風が強かったです。
一応1番前のスタートブロックでしたが、人が多く、スタートで30秒ロスしました…
最初の5キロ、20分51秒。
実質30秒のロスがあるので、21分21秒なのですが、実際走ってるペースは20分51秒です。
これまでの経験を活かし、急激にペースを上げないようしました。
10キロ地点、41分35秒。
この5キロ20分44秒。
イーブンペースを心がけてます。
15キロ地点、1時間2分26秒。
この5キロ20分50秒。
引き続きイーブンペースです。
集団となってるため走りやすかったですが。
20キロ地点、1時間23分33秒。
この5キロ21分7秒。
少し落ちてますが、折り返したり、風の影響です。
この辺りでさいたまスタジアムの近くを通ります。
中間点は計れませんてわしたが、1時間28分15秒くらいだと思います。
先月のハーフは1時間18分35秒でしたので、10分ぶんくらい余裕あることになります。
25キロ地点、1時間44分28秒。
この5キロ20分55秒。
この辺りでゼリーを補給しました。
順調に刻んでおります。
30キロ地点、2時間5分41秒。
この5キロ21分12秒。
思ったよりタイムを稼げず、段々疲労を感じてきました…
35キロ地点、2時間27分15秒。
この5キロ、21分34秒。
33キロくらいから4分15秒をオーバーするようになって我慢の展開となります。
横風というか向かい風になっており、正直サブスリーきついかもと思うようになりました。
残り10キロくらいある中で、無理かもと思うのは先が思いやられますね笑
40キロ地点、2時間49分31秒。
この5キロは22分16秒。
1キロ4分30秒ギリギリかからないくらいまで落ちてきました。
さて、この辺りで思うわけです。
そういえば30秒ロスしてスタートしたよなと笑
自分の中では-30秒して走ってますが、記録的には+30秒されるわけです…
そうすると40キロ地点で2時間49分31秒でしたが、実質2時間50分くらいになります。
サブスリーまであと10分。
残り2.195キロを10分以内…
ペース的には1キロ4分30秒くらいでギリギリでしょうか。
ラスト5キロくらいから街中に戻ってくるため、ありがたいことに沿道の声援も増えてます。
ラスト2キロ、ラスト1キロと時計のタイムを見ながら走ります。
あと何分何秒以内と頭の中で計算できてたので、これはサブスリー切れると思いました。
ほんとに限界に達してたら計算できないと思うんです。
なので、ラスト1キロ地点では、どの段階でラストスパートするか考えてました。
気持ち的にはすぐスパートしたいのですが、ふくらはぎが痙攣しかけてました。
痙攣したらここまでの努力がパーなので、ゴール手前でスパートしようと決断しました。
そして、ラストの直線200mくらいで、電光掲示板が見えました。
2時間59分15秒くらいだったと思います。
ここからは渾身のラストスパートで、結果2時間59分56秒で滑り込みでサブスリー達成しました!
実際は2時間59分26秒ですが、公式は56秒です。
ここでサブスリー達成できたのは本当に良かったです。
日頃の練習から設定タイムより0.5秒とかでもいいから速くゴールすることを心がけていたため、その積み重ねがいきたのだと思います。
東洋大学駅伝部のスローガン、その1秒を削りだせ!の気持ちで日頃から走ってますので笑
今回の収穫としては、30キロ地点の段階で精神的にキツくなりかけていたにもかかわらず、サブスリーを達成出来たことです。
自分のレースプランとしては30キロまではウォーミングアップ、30キロ以降からが本番というものだったので、プランが崩れても目標達成できてよかったです。
これまでのフルマラソンレース紹介ではシューズを紹介しておりませんでしたが、今回アディゼロジャパンブーストで走りました。
ちなみにこれまでの3回はアディゼロ匠戦でした。
匠戦だと薄底のため、後半バテてきた時に靴の性能を生かし切れていないと考え、今回よりクッションがあるジャパンブーストを選択しました。
しかし、8キロ地点くらいでマメができてしまいました。
一応練習で18キロ走った時は気にならなかったのですが…
ですが、アドレナリンも出てたのでレース中はほとんど気にならなかったです。
マメができた中で完走できたのも収穫だったかもしれません。
さいたまマラソンについては以上です。
次は5回目のマラソン、かすみがうらマラソンについてです。
念願の京都マラソン出場
前回の木津川マラソンから1年ぶりのマラソンで、2018年2月に行われました。
京都マラソンは倍率4-5倍と言われており、当選はとても嬉しかったです。
京都マラソンまでの練習過程としては、前回、木津川マラソン後に膝を怪我してしまい、秋頃まで思ったように走れない日が続いていました。
ハーフマラソンの後半に膝痛になり、無理をして完走、治ったと思いリレーマラソンの大会に出場しまた故障…と1ヶ月くらい走るのを控えていました。
その影響からか秋までは理想と程遠い走りに終始しており、改めて積み重ねの大切さを実感しました。
ですが、秋以降はコンディションも良くなり、年明けには調子が戻ってきました。
マラソン前月の走行距離は125キロくらいでした。
京都マラソンは参加人数が多いため、スタートするまで何分かかるのだろうかと不安でしたが、なんとSブロックという最前列でスタートとなりました!
混雑緩和のため持ちタイムごとにブロックが分かれており、前年の2時間59分のタイムで申請するとSブロックでした。
さて、当日のコンディションですが、曇り、気温8度くらいで個人的には寒かったです。
スタートまでの待ち時間に着ていた上着は寄付という形で提供することが可能だったため、使い古しのではありますが、スタートまで着て、スタート直前にスタッフに預け寄付としました。
Sブロックは3-400人くらいしかいなかったと記憶してます。
優越感に浸りスタートを待っていました笑
スタートすると、当然ですが周りは速い方ばかりなので、自然とペースが上がってしまいました。
前半20キロくらいまでは上り基調のため、思ってる以上にハイペースだったと思います。
最初の5キロ、19分54秒。
まさかの1キロ4分切りのペース…
家の近くを通ったり馴染みある京都の街を走ってるので相当テンション上がって速くなってます…
10キロ地点、この5キロ20分41秒。
だいぶ落ち着いてきましたが、上りが多く後半に響きそうに感じてました。
15キロ地点、同じく20分41秒。
この辺りは集団で走れてるので一定のペースを保ってます。
この辺りで友人が起きれたら応援行くから!と言ってくれてたのですが、おらず笑
20キロ地点、20分40秒。
合計1時間21分56秒です。
一定のペースで走れてますが、去年のマラソンと違いあり余裕がありません…
中間地点は測れませんでしたが、1時間26分30秒くらいだと思います。
前回よりは1分ほど早く通過してます。
25キロ地点、この5キロ20分53秒。
ペースは悪くないですが、徐々にキツくなってます。
30キロ地点、この5キロ22分24秒。
急に落ちました…
合計2時間5分13秒。
3時間切りの基準は7分30秒なので、余裕はあるのですが、すでに気持ちが切れていたので厳しい残り12.195キロになります。
28キロくらいでゼリーを補給しようとしたのですが、手が悴んで中々開かず、結局半分くらいは口の中に入れられませんでした…
こういう想定外のことが起きると一気にメンタルがやられてしまうもので、ペースも急激に落ちました。
35キロ地点、この5キロ24分12秒。
さらに落ちます…
一度集中力が切れると元に戻らないのは課題だと思ってます。
仕事や勉強でも、集中してる時はゾーンに入ったかのように集中してるのですが、一度切れてしまうと中々集中できなくなります笑
40キロ地点、この5キロ27分42秒。
なんとか止まらずに走ってる状態です。
結局、3時間8分54秒で完走しました!!
後半ガタ落ちしたのに歩かずに走りきれたのは好材料かなと感じてます。
ハイペースで突っ込んで入ると後半こうなるという体験もでき、今後に繋がるかなと思いました。
一度も歩かなかったのは沿道で多くの方が声援を送ってくれたからだと思っています。
余談ですが、次の日にヨーロッパへ卒業旅行に行くことになっており、超絶筋肉痛のまま、長時間フライト✈️でした笑
次は4回目のフルマラソン挑戦について書きたいと思います。
2回目でサブスリー達成!
今回はフルマラソン2度目のレースについてです。
京都木津川マラソンという大会で、2017年2月に出場しました。
京都南部に位置する京田辺という所の河川敷を走ります。高低差はほぼありませんが、ひたすら河川敷のためずっと同じ景色が続きます…
途中何度か折り返し地点があるため、向かい風から追い風にというように風を感じます。
この日は大雨が降っており、前回に続いて水たまりの中を走ることになりました…
前年と大きく違うのはスピードがついて、10キロやハーフのタイムが伸びたことです。感覚としては前年より力がついた状態で当日を迎えだと思います。
12月に10キロを35分20秒、ハーフを1時間19分ちょっとで走れていました。
また、前回の反省を生かし、直前に走りすぎないように心がけました。
練習メニュー
6週間前〜ハーフマラソン出場
5週間前〜10ー15キロジョグ
4週間前〜30キロ走(キロ4分20ペース)
3週間前〜5000m×3
2週間前〜25キロ走(キロ4分切り)
10日前〜15キロ走(キロ3分45)
7日前〜12キロ走(キロ4分)
3日前〜7キロジョグ
こんな感じで4週間前の30キロ走を境に、距離を減らし、かわりにスピードを上げました。
個人的にはレースペースより速いスピードで練習すると本番の余裕度も変わってくるので行ってます。
レース当日、生憎の大雨です☔️
2月の京都は寒いですし、その上雨なので体がすごい冷えました。
幸いにもこのレースは規模が小さめなので、スタートギリギリにアップしても前の方でスタートできました。
ですが、雨がすごかったので百均のカッパを羽織ってスタートしました。途中で雨がやめば、途中のゴミ箱に捨てようと考えていました。
いざ、スタートです。
ロスは5秒くらいで済みました。
ローカルな大会のメリットの一つですね!
昨年の反省を生かし、とにかく一定のペースで走ることを心がけました。
4分10くらいで推移していきます。
5キロ地点、20分47秒。
まだ体は暖まりませんが、いい感じで淡々とはしれています。
10キロ地点、41分22秒。
この5キロ20分35秒。
実はこの大会はペースメーカーがおり、5キロ過ぎから、3時間切りのペースメーカーに合流しました。
15キロ地点、1時間2分26秒。
この5キロ21分3秒。
少し落ちましたが、設定は守れてるので問題なしです。風やアップダウンの影響で一定のペースで走ってるつもりでも落ちてしまうことがありますが、自分の感覚を信じましょう。
20キロ地点、1時間23分18秒。
この5キロ20分51秒。
徐々に体が暖まってきました。
ペースメーカーについてるので余裕がある状態です。
中間地点、1時間28分ちょうどくらいです。
単純計算で2時間56分。
まだまだ余裕があり、何なら後半もっと早く走れるんじゃないの?!ってテンション上がり始めました笑
しかし、頭は冷静で、とりあえず無難にサブスリー達成しようと考え、ペースアップは辞めました。
昔なら絶対ペース上げてましたけど、上げなかったのでだいぶ大人になったなと我ながら感じました笑
25キロ地点、1時間44分1秒。
この5キロ20分42秒。
引き続きいい感じです。
30キロ地点、2時間5分6秒。
まだ余裕があり、30キロの壁なんかないじゃんって感じで通過しました。
この5キロ21分5秒。
ここで、ジェルを補給しました。
ラスト12キロに備えます。
35キロ地点、2時間26分35秒。
この5キロ21分28秒。
ついにキツくなってきました…
これが30キロの壁と言われてるやつかというのを33キロ地点くらいから感じ始めました。
ですが、ペースメーカー含めて集団ができており食らいつきます。
しかし、36キロくらいでペースメーカーから離れてしまい単独走になってしまいました…
ここから地獄です…
40キロ地点、2時間48分43秒。
この5キロ、22分8秒。
1キロ4分25秒ペースくらいに落ちてしまいました…
ラスト2.195キロを11分17秒以内で走ればサブスリーです。
一応、30キロまでの貯金があるため、ペースダウンしてますが、なんとかサブスリーは達成出来そうなところまで来ました。
40キロになって少し元気になりましたが、それでも本当にキツかったです笑
あと1キロで残り5分半くらいだったので、これは行ける!と思いました。
この辺りでサブスリー行けるぞ!って声援をもらいとても勇気づけられました。
やっぱり声援ありがたいですね。
2時間59分6秒でゴールしました。
ゴールが見えた時涙が出てきました笑
こんな感覚初めてだったので、それだけキツかったってことだと思います。
振り返ると、余裕があった20ー25キロの段階でペースアップしなくてほんとに良かったと思いました。
今回のペースはこんな感じでした。左が5キロごとのタイム、右が累計タイムです。
20.47
20.35 41.22
21.03 1.02.26
20.51 1.23.18
20.42 1.44.01
21.05 2.05.06
21.28 2.26.35
22.08 2.48.43
10.22
2.59.06
非公認のレースなため公認記録ではありませんが、サブスリー達成はとても嬉しかったです。
走り終わった直後はもう絶対走らん!と感じてましたが、時間が経つにつれてもっと速いタイムで走りたいと思うようになっていたので、来年は規模の大きい都市マラソンに出ようと決意しました。
苦い思い出の初マラソン
これまでに出場した6回のフルマラソンの振り返りをしていきたいと思います。
初めてのマラソンは2016年2月、寛平マラソンという大会に出ました。
寛平マラソンは間寛平主催で、吉本の芸人もかなりの人数走ります。
初マラソンなので、タイムを狙うガチな大会よりは楽しみながら走れる大会がいいなということで選びました。
この時は大学2年生で、現役引退して2年経っています。ですので、市民ランナー2年目になります。
大学2年になった春、初めてハーフに出場し、その後も8月、11月とハーフに出場し、フルにも挑戦してみたいと感じるようになってきました。
出場するからには市民ランナーの憧れでもあるサブスリーを達成したいと思い、取り組みました。
寛平マラソンの1ヶ月前に30キロの大会に出場し、良い走りがてき、サブスリー達成できると確信していました。
なぜなら、3時間ペースだと、30キロ通過は2時間7分30秒になりますが、僕は2時間3分55秒でゴールし、なおかつラスト5キロ上げる余裕があったからです。
マラソン当日、自信を持って挑みたかったところですが、幾つか懸念事項がありました…
1つ目は膝の痛みです。距離への不安からかオーバーワーク気味だったようで、レース前1週間くらいは痛みはなかったのですが、当日痛み出さないか不安でした。
2つ目は気象条件です。前日午後から土砂降りの雨、当日は水溜りが残る中高温多湿と最悪の条件だったのです。
レース本番、スタートの号砲が鳴りましたが、全然進まずかなりのロス…
この時点で相当イライラし、蛇行しながらかなりの労力を使い前に出ようとしました。
最初の5キロは21分51秒…
目標ペースから36秒遅れです。
10キロ地点。
この5キロ20分38秒と、最初の遅れを取り戻すことに成功しました。
ですが、1分13秒のペースアップはやりすぎました笑
15キロ地点
10-15の5キロ、21分10秒。
目標ペースとほぼ同じですが、すでに汗だく、水溜りの影響で靴の中がすごいことに…
20キロ地点
22分40秒。
もう完全に気持ちが切れてしまいました。
加えて膝の痛みが出てきてしまい、中間点行ってないのに棄権したくなりました笑
中間点
1時間31分30秒。
単純に倍しても3時間を越えており本気で棄権したい…
しかし、河川敷のため棄権しても車で拾ってくれるのに何時間かかるかと思うと、とりあえず完走しとこうという気持ちになりました。
あまり覚えていませんが、27キロくらいで歩いたと思います。
走ったり歩いたりを繰り返し、ゴールを目指します。
河川敷なので、景色が変わらずほんとに苦痛でした…
走りながら目標タイムを下方修正していき、せめて3時間半!
いや、40、50…と。
結果3時間56分でゴールしました。
完走とはいえ、歩いたので個人的には完走したとは思ってません。
このような後半ガクッと落ちてしまい歩くようなレースは収穫がないのですが、初マラソンということでいい経験になったと思っています。
教訓になったのは、レース直前に走り込みすぎないこと、スタート直後無駄な動きをしないことの2つです。
今思うと1ヶ月前の30キロの大会にピークがあってしまったのだと思います。ピークになると調子が良いため、ついつい走りすぎてしまい、本番疲労がたまった状態で挑むことになりました。
また、スタート後に追い抜かすために一気にペースアップしてはいけなと学びました。
大失敗のレースでしたが、この経験があったからサブスリーに繋がったと感じています。
最後に寛平マラソンのレビューをしたいと思います。
お笑い芸人が多くいるので楽しみながら走れると思っていたのですが、実際走ってるとそんな余裕ありませんでした笑
狭い道にも関わらず、横に広がって話しながら走ってる芸人もおり、正直あまり良い印象はありません。
河川敷を走るため景色が変わらないのと、雨の日にあたると悲惨なことになります…
次回は2回目のフルマラソンについて紹介します。
マラソン当日のルーティン
今回はサブスリー達成時のペース配分や給水、補給、当日の過ごし方等を紹介していきます。
これまで月100キロでサブスリー達成しましたと紹介しましたが、実はサブスリー達成率は6回中3回と50%です。前回偉そうに練習メニュー紹介しましたが、まだまだフルマラソンに関しては経験が浅いです笑
参加してきた大会とタイムはこんな感じです↓
1回目
寛平マラソン(2016年2月)
3時間56分
20キロくらいから痛めていた膝が痛みだし、途中で歩く。
2回目
京都木津川マラソン(2017年2月)
2時間59分3秒
土砂降りの河川敷での大会、非公認の大会だが、初のサブスリー。
3回目
京都マラソン(2018年2月)
3時間8分52秒
最初飛ばしすぎて、後半失速。
4回目
さいたま国際マラソン(2018年12月)
2時59分26秒
風が強く思ったよりタイム伸びず。
5回目
かすみがうらマラソン(2019年4月)
3時間24分41秒
気温18度くらいと暑さもあり、30キロ過ぎで大失速、途中で歩く。
6回目
2時間58分50秒
キロ4で行けるとこまで行こうとして最後大失速も、前半の貯金を生かしサブスリー
このように隔回でサブスリーを達成してます。サブスリーできれば成功のレース、できなければ失敗のレースと捉えています。
余談ですが、サッカー日本代表もグループステージ敗退を失敗、ベスト16進出を成功と仮定すると、僕のサブスリーチャレンジのように隔回で成功と失敗を繰り返しています笑
グループステージ敗退(98フランス大会)→ベスト16(02日韓大会)→敗退(06ドイツ大会)→ベスト16(10南アフリカ大会)→敗退(14ブラジル大会)→ベスト16(ロシア大会)
このジンクス通りだと、僕は次回の大会でサブスリーを達成できず、日本代表はグループステージ敗退となります。お互いこのジンクスを破りたいものですね笑
話が大きく逸れてしまいましたが、大会当日のお話に戻ります。
それぞれの大会は今後反省と収穫含めて紹介しようと思っているので、今回は僕のレース前、レース中のルーティンを紹介します。
まず、食事はスタート2時間半前までには済ませています。そして、スタート1時間前にバナナやカステラを食べ、10分前くらいに補給ゼリーを飲みます。
やはり、直前におにぎりなど食べてしまうと走ってる最中お腹痛くなる可能性があります。
スタート後はペース配分と給水に気をつけています。
ペース配分については、スタート後は渋滞で中々前に進まず、焦ってロスを取り戻そうとしてしまいがちですが、無理にペースを上げないようにしましょう。
一気に取り戻すのではなく、徐々に取り戻していく感じです。
僕も4分15ペースを予定しているのに、スタート後に進まず、最初の1キロ4分30かかったりします。この15秒のロスを次の1キロで取り戻すのではなく、10-15キロくらいかけて取り戻していきます。
ですから、4分14秒とかで進めていけば15キロ地点でチャラになるわけです。
また、スタート直後は人を抜かすのに蛇行したり、段差を飛び越えたりしてしまいがちですが、必要最低限に留めておいたほうがいいです。
最初は元気なので何も影響しないですが、終盤にこの無駄な動きが響いてきます…
車を例にするとアクセルとブレーキを繰り返すより、同じスピードで走行した方がガソリンの持ちがいいよと思いますが、走りも同じです。🚘
給水については、長くても5キロ刻みくらいで置かれてると思います。
できれば毎回取ることをおすすめします。
喉渇いたなと感じてる時点で軽く脱水になってるため、喉渇いたと感じる前に給水を取りましょう。
レース中盤になると補給も大切になります。
こちらも給水と同じく、エネルギー切れてきたなと感じる前に取らないといけません。
補給してからすぐにエネルギーになるわけではなく、20-30分かかると言われています。
なので、30キロからが勝負だから30キロ地点でゼリー補給する!ではエネルギーになる前に力尽きてしまい手遅れといえます。
僕の場合はまだ試行錯誤してる段階ですが、15ー20の間で1回目、25-28くらいで2回目補給するようにしています。
人によって体重や消化の時間が異なると思いますので、あくまでも参考程度にしていただければと思います。